もともと日本人を含むアジア人は、欧米人と比較して近視の方の割合が多いです。しかもパソコンの普及やデスクワークの増加によって、確実に近視の人の割合は増加しています。眼精疲労(疲れ目)を防止するためにも、適切な眼鏡を装用して作業することが大事です。
また、小さいお子さんの場合には、いわゆる仮性近視の状態であることもありますので、目薬をすることによって、視力が回復することもあります。ただ、実際に仮性近視であることは少ないです。授業中、黒板が見にくいと感じるのは、裸眼視力が0.7以下になった頃で、低学年では黒板の字も大きくあまり不自由はないでしょうが、がまんせずに眼鏡を装用させてあげる方がお子さんのために良いでしょう。眼鏡をすると近視が進行する、と思われている方がいるようですが、きちんとした眼鏡をしていればその様な事はありませんのでご安心ください。
Copyright 2003 なかほり眼科クリニック All Rights Reserved.